くらげとは

クラゲを食べる生物達を調査せよ!!

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2017年が始まりはや3ヶ月。皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はというと、腰を下ろす暇がなくバタバタとした毎日を過ごしております…。
今年も皆さんとイベントやりたいですね~。

さて本日はテーマを大きく、クラゲを取り囲む生態系に関するお話です。

クラゲを含め自然界には食物連鎖というものが存在します。
ざっくりいえば、食べる食べられるといった関係のことですね。
クラゲ達も勿論この連鎖の中に含まれ、他の生物たちと関わりあって生きています。
そこで今回は”クラゲを食べる生き物”について紹介していきます。

…が!筆者、脊椎動物には疎いため詳しい説明はできません笑
ですので今回は、「こんな生き物もクラゲを食べているんだ~」位の気持ちで見て下さい笑

・ウミガメ類

アオウミガメ・アカウミガメ・オサガメといったウミガメたちは鉢虫綱のクラゲを食する様子が知られています。中でもオサガメは上顎がクラゲを食するのに適した様な形になっており、主要な餌として利用していると考えられています。
沖縄の方ではアンドンクラゲの仲間であり、日本で毎年死傷者を出すハブクラゲの毒もアカウミガメに対しては全く効かず、バクバクと食べられているそうです。ウミガメ恐るべし!!

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・鳥類

チリ南部においてはマユグロアホウドリという種類が
サムクラゲを捕食する様子が確認されています(Suazo CG:2008)。
また近年では南極でアデリーペンギンがクラゲ(Diplulmaris antarctica)や、
サルパを捕食していたとの論文が発表されました(Thiebot JB et al: 2016)
報告が少ないですが、調査が進めばクラゲを食べる鳥類はこの他にも存在しそうですね。

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・甲殻類

セミエビ科において、フィロゾーマと呼ばれる浮遊幼生がクラゲに取り付いている様子が自然下で見られています。これらは”ジェリーフィッシュライダー”とも呼ばれ、クラゲを移動手段および餌として利用していると考えられます。
この様子が観察されているクラゲとしてはカラカサクラゲ・ミズクラゲ・アカクラゲ・カブトクラゲ等々多岐にわたり、また実験としてアンドンクラゲやカツオノエボシ等を与えても捕食を行ったとのことから、多種のクラゲが被食されている可能性があります(Wakabayashi:2012)。
エビ養殖に応用できたらいいなぁ…

クラゲにしがみ付くメガロパ幼生とフィロソーマ幼生左図はフィロソーマ幼生 右図は採集したクラゲにしがみ付くメガロパ幼生

・魚類

これまでの調査により、50種以上もの魚がクラゲを捕食可能であることが知られております。
中でもフグ目・イボダイ科・カサゴ科・サバ科でクラゲを食べるものが多いようです。
有名なのはマンボウ(フグ目)でしょうか。
また愛媛県松山市では、鉢虫綱の一種であるユウレイクラゲを餌として
カワハギやウマヅラハギ(フグ目)を狙う漁法が伝えられているそうです。

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・クラゲ類

クラゲ同士、同じ場所に生息していて柔らかいので利用しやすいのでしょうか。
他種のクラゲを食べる種は少なくありません。
某水族館では,ミズクラゲ水槽は展示兼餌用との声も…。
またミズクラゲのポリプではクローン間以外での共食いが確認されているようです。
どうやって自己非自己を認識しているのか。気になる所です。

ミズクラゲを食べるキタユウレイクラゲ

・ホモサピエンス

酢の物やせんべい、最近はアイスに入れて捕食している。
ナタデココの代用品とかにならないかな…。
え?気になります?詳しくは以前の記事をご参照ください!!笑
食の最前線!!クラゲが日本の食卓を彩る!?

 

如何だったでしょうか?
上記以外にも沈んだクラゲをイソギンチャクが食べたり、ポリプを食べるウミウシや貝がいたりと
クラゲは様々な生物に愛されています(笑)
いかににクラゲが、海洋生物を支える上で重要な生物であるかお分かりいただけたでしょうか ?

しかしクラゲを食べた所で、どれだけ栄養が取れるかはいささか疑問な所です…。
お腹は膨れそうですが…。
皆さんがウミガメだったらクラゲ、食べます?

それではまた次の投稿でお会いしましょう♪

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