クラゲの種類と特徴

美しき初夏の風物詩 ドフラインクラゲの特徴と魅力について

ドフラインクラゲ① 

お久しぶりです。
皆様お元気でしょうか?
更新が停止しておりましたが、クラゲ屋メンバーは絶賛研究に取り組んでおりました。
いつかは皆様にこの研究成果を論文の形で届ければと…。

さて今回紹介するクラゲはドフラインクラゲ(Nemopsis dofleini)です!!

ドフラインクラゲ 稚クラゲ

Class:ヒドロ虫綱

Order:花クラゲ目

Family:エダクラゲ科

Genus:ドフラインクラゲ属

 

 

始め見たときはカミクラゲの子供だと思って興奮しました笑

四国から北海道の沿岸域にて確認されているヒドロ虫綱の一種であり、日本固有種です。
名前の由来は明治末期にF・ドフラインが東京湾で採集した標本に基づいて名付けられ、
それを後にO・マースにより1909年に記載されこの名前になったと言われております。
サイズは大型のもので傘径が3cm程で特徴としては、

ドフラインクラゲ 口元 生殖腺

・傘の四隅から伸びる複数の糸状の触手

・傘の四隅上に発達した生殖腺(成熟時のみ)

・口触手

が特徴として上げられます。

 

本種に関しては1964年に生活史が解明されております(Nagao 1964)。
これによると本種は100~200㎛程のプラヌラより、ヒドロを形成し繁殖します。
繁殖したヒドロはその後ヒドロ芽を形成し、傘径が1mm程の稚クラゲを出芽します。

Nagao 1964
出芽した稚クラゲはその後成長に応じて触手の本数が増加し、
また口辺においては口触手が発達してきます。

Nagao 1964 young dofleini
その後触手の本数はさらに増え、四隅の触手はそれぞれ8~12本になります。
そして飼育環境下では約2ヵ月の飼育を経た後に成熟する様子が確認されています。

プラヌラ・ヒドロ・ヒドロ芽などの専門用語が分からなかった方は此方を見てね!!
ヒドロ虫綱について

Nagao 1964 adult dofleini

このドフラインクラゲですが、
プラヌラからヒドロを形成し稚クラゲを遊離するのは中々難しいですが、
自然環境下でメデゥーサ期を採集して採集して飼育する分には非常に簡単な種類になります。
飼育容器がある程度大きければエアレーションも必要なく、止水で飼育が可能です(^^♪

また自然環境下では餌の影響なのか、
稀に傘の色が緑色の個体、生殖性が青色の個体等が見受けられます。
ドフラインクラゲ 緑色個体
勿論同種ではありますが、見つけると少し嬉しい気分になりますね( *´艸`)
ドフラインクラゲを採集しに行く際には、是非とも探してみては如何でしょうか?

それではまた次の記事でお会いしましょう♪

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